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数字に関する仕事に興味が移ってきた

小野 奨夕

鈴木さんにとって最初は税理士事務所での仕事ってどういう印象でしたか?

前職がホテル業で接客だったので、完全に真逆のイメージですね。ホテルのフロントで接客をしていましたので、ほぼ現場でお客様と触れ合う時間が長い。

逆に税理士事務所での仕事はデスクワークがほぼ9割みたいな漠然とした感覚でした。

鈴木 尚熙
小野 奨夕

そもそも、なんで税理士事務所を選んだの?

自分の性格に合っているかな?ということでホテル業に就職して2年半ほど働きましたが、やっぱり数字に関する仕事に興味が移って来たのだと思います。
昔そろばんを習っていて、わりとお金に関することが好きでしたし、ホテル業の時も売り上げなど数字に関する仕事を積極的にやっていました。

実は就職活動の時も経理の仕事なども検討していたので、将来的な自分のスキルアップを考えた際にチャレンジしてみようと思いました。大学時代にも簿記の勉強をしていましたし、それが苦ではなかったのも大きいです。

小野さんは叶 税理士法人で働いてみて、実際にどんな印象でしたか?

鈴木 尚熙

知識が自分に身につく充実感を日々感じる

小野 奨夕

鈴木さんと同じく数字やお金に関する興味があって税理士事務所に入ったけど、最初のイメージは「頭の硬い人が多そう」という先入観だったけど、実際は優しくて明るい人が多かったので印象的でしたね。

仕事内容に関しては、やっぱり楽しいだけじゃなくて大変なことも山積みだけど、少しづつ慣れてきた感じはありますよね?

楽しい!という感覚はまだまだ薄いですが、達成感はありますよね。知識が自分にどんどん身についてきている充実感は日々感じています。

ホテルマンの時はお客様からのリアクションで感謝を直接感じることができましたが、税理士事務所での仕事はまた違う感覚ですよね。大変なことばかりですが(笑)。

鈴木 尚熙
小野 奨夕

鈴木さんを見ていると、ちょっと抜けてる部分がありながらも、本当に真面目に頑張っているなーと思います。だから、色々と抱え込みそうなタイプなのかな?という心配もあります。

自力で頑張らないといけない!みたいな感じで必死に自分でやろうとしているので。お互いに初めての年末の繁忙期は大変でしたね。

年末の確定申告の時期はやばかったですよね。
接客業がメインだった前職でも残業は多々あったので、残業自体への抵抗感はなかったのですが、今は「やらないといけない仕事の種類」が全然違います。法律が前提にある仕事ですので、期限を過ぎてはいけないというプレッシャーに対して、知識が追いついていない仕事に取り組む必要があります。

ホテルマンの場合は忙しくても、なんだかんだ自力で突破できる部分もあります。その違いを痛感しました。本当に周りの諸先輩の方々に助けてもらって乗り越えた感じがあるので、あまり達成感はありません。

鈴木 尚熙

やっぱり税理士の資格は取りたい

小野 奨夕

その達成感を感じられない気持ち、すごくわかります。
日々の業務を進めるツールとしてお客様とオンライン上のチャットを使ってコミュニケーションを取っていますが、やはり面と向かって会って話をするわけではないので、その難しさを日々感じています。「Aはどうですか?」と提案した時に、全く違う文章が返ってきたりするので、その辺りは自分の知識不足、引き出しの少なさ、経験値の少なさを改善していかないといけません。

鈴木さんは自分の知識や経験不足から大きなミスをしてしまったことありましたか?

確定申告の時に会計ソフトの入力箇所を間違った事があり、税金の金額が違ってしまい税務署から連絡を受けてしまいました。修正の手続きをすれば大ごとにはならなかったのですが、上司も負担を増やしてしまい、お客様にもご迷惑をかけてしまいました。

最終的に何とかなったのですが、申告ミスは大きな問題にも繋がりかねませんので、かなり焦りました。

鈴木 尚熙
小野 奨夕

自分も申告が終わった後に、前担当者の方からの引き継ぎで聞いていなかった大切な書類が出てきたことがあって、申告ギリギリで対応できた!みたいなことがありました。
やっぱりチャットやメールを駆使して仕事をするので、引き継ぎはしっかりやらないと後々に問題化することが多いですね。

少し話を変えるけど、鈴木さんは税理士事務所で働く上での将来的な目標はありますか?

漠然とですが、やっぱり税理士の資格は取りたいです。

鈴木 尚熙
小野 奨夕

資格を取りたい!という目標があるって重要ですよね。自分も今の会社で働く前にも、いくつか資格はとってきましたがキャリアに説得力が加わります。
例えば、今から5年後に税理士の資格を取れれば、何となく税理士事務所で5年間働いてきました!というキャリアと「税理士事務所で5年間働いた中で税理士の資格も取りました」では全く深みが変わる気がします。

鈴木さんは将来、税理士資格を取って独立するぞ!みたいな目標はあります?

いや、今はないですね!やっぱり独立はハードルが高く感じます。
私たちのお客様の大半が、いわゆる投資家という方々ですが、そういった投資家の皆さんと日々コミュニケーションを取っていても「自分には難しいな」と痛感してばかりいます。

鈴木 尚熙
小野 奨夕

ちなみに入社する前は「不動産投資」に興味はありました?

そこまで明確な興味はなかったです。
叶税理士法人に入社することを決めた時も、不動産投資専門だから!というわけではなかったです。

実際に不動産投資家でもある、叶 社長の最初の印象ってどうでした?
自分は思ったよりも硬い人ではないなという感じでした。面接時の質問とか話の聞き方が柔らかいなーという。

鈴木 尚熙

社長の印象は思ったよりも柔らかい

小野 奨夕

面接の時か入社後に、叶社長から税理士法人を立ち上げるまでの想いや経緯を詳しく聞くことがありました。その話からも、同じく思ったよりも硬い印象はないという感じですね。

そんな叶社長ですが、何か社長へのご要望はありますか?こんな機会だからこそ(笑)。

そうですね(汗)・・・確定申告の時期に、何とかスケジュールギリギリで終わらせることができましたが、お客様と話をする際に前準備が足りずにゴタついてしまいました。その際に社長から「しっかり準備をしておこう」と言われてしまいました。

自分の中では、初めての繁忙期、しかも新しい仕事に取り組み始めたばかりだったので、もう少し何らかの考慮が欲しかったなという気持ちもありました。

鈴木 尚熙
小野 奨夕

それは必ず通る道ですね(笑)。それぞれに直属の上司がいるので、適切なサポートは当然もらえますが、やはり自分自身の未熟さを痛感します。はじめての確定申告の時は自分もグダグダだったけど、その時も社長からは笑いながら「グダグダやったなー」と言われたので。そこは社長からしたら「乗り越えるべき、あるあるの壁」という感覚なんだろうなと思いました。

2年目はしっかり頑張ろうと思います!

ということで、最後にそれぞれの今後の目標を明確にして終わりましょう(笑)。

鈴木 尚熙
小野 奨夕

税理士の試験は5科目に受かって税理士になれます。
会計科目「簿記論」「財務諸表論」の2科目、選択必須科目である「法人税法」「所得税法」のいずれか1科目以上を含む、税法3科目の合計5科目に合格する必要があります。

33歳までには税理士の資格になりたい気持ちがあります。税理士事務所で働いて7年目くらいが33歳です。逆算をすると、この1〜2年で2科目は合格したいです。
そこはしっかり向き合って資格取得に取り組みたいです。

私も今年は試験を受けようと思いますが、単純に勉強量が足りていないので受からないと思っています。まずは来年の試験で1〜2科目取れるペースで勉強する必要があります。
自分も30代前半に税理士資格を取れればという感じです。1年に1科目する感覚です。

鈴木 尚熙
小野 奨夕

逆に言えば、それくらいのペースでやっていけないと税理士資格は難しいですよね。ダラダラとやってもモチベーションが続かないですし。10年勉強を続けて資格を取る!というのは、なかなか厳しいです。

鈴木さんは目標のペースに向けて日々の勉強はできてます?
最初はモチベーション高く勉強の方に比重を多く傾けていましたが、繁忙期を迎えると日常の業務に押されてしまいます。

うーん。若干遅れ気味なのが正直なところです。

鈴木 尚熙
小野 奨夕

税理士以外にも、会社として受けないといけない独自の資格もあるので、その勉強もありますから両立が難しくなります。

その社内の資格を持っていないと給料が上がらないという仕組みなので、やっぱり優先しちゃいますよね。
もちろん税理士資格の科目をしっかり取得していけば、それも給料が上がる条件になりますので、本当は両方を頑張りたいです。やはりプライベートの充実も考えていくと、なるべく早い段階で税理士の資格取得まではいかなくても、2、3科目に合格して今後が見える状況にしたいと思います。

鈴木 尚熙
小野 奨夕

お互いに30代前半で税理士資格をしっかり取れるように頑張りましょう。

今日は普段は喋らないような対談になりましたが面白かったです。

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